これだけは知っておきたい!注文住宅購入の流れと予算別の実例解説
- s-ishida56
- 4月7日
- 読了時間: 5分
更新日:7 日前
注文住宅を検討していて土地もどう探そうか迷い中、ハウスメーカーに工事を依頼したいけれど、建築にどんな費用がかかるのかサッパリわからない……そんな方はけっこう多いものです。家を購入するのは大きなイベントですし、流れが見えないと心配になりますよね。そこで今回は、これからプランを考えて住宅ローンを利用する方にも役立つよう、必要な情報をわかりやすくまとめました。会社との契約や住宅の間取りをどう建てるかの確認ポイント、新築を建てる際の予算やかかる期間について解説していきます。条件の合う土地探し、請負契約や審査などのポイントなども踏まえて、家づくりの流れをざっくり紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1. 家づくりの流れ:まずは予算とプランの方向性を決める
何はともあれ、注文住宅の購入を検討し始めたら大まかな流れを把握しておくのが大切です。家づくりでは、まず「どのくらいの予算で、どのエリアの土地に、どんな建物を建てるか」をイメージするところから始まります。下記のようなステップで進める方が多いでしょう。
・予算や住宅ローンの審査に関する下調べ
・希望エリアの土地探し
・依頼先(ハウスメーカー・工務店・設計事務所など)とプラン相談
・間取りや設備の正式契約(請負契約)
・着工・建築(基礎や上棟などの工事)
・竣工後の確認と引き渡し
・入居手続き
この流れは、状況によって前後することがあります。期間の目安も人それぞれですが、土地の相場やローン審査などを考慮すると、短くても半年、長いと1年以上かかるケースも珍しくありません。
2. 建てるまでの期間と支払い:いつお金が必要になる?
「新築を建てるにはどれほど期間がかかるの?」と疑問に思う方は多いでしょう。大まかにはプラン作成から工事完了まで4~6か月ほど見積もる会社が多いですが、こだわりが強いとさらに時間がかかります。もし途中で追加の要望が増えれば、工期も長引きやすいです。
また、「いつ支払いが発生するの?」も重要なポイント。通常、契約時や工事開始時、基礎工事の完了時など節目節目で支払うことが多く、完成後の引き渡し時に最終金を納める流れです。ローンを使うなら、つなぎ融資が必要になる場合もあるので、事前確認を忘れずに。土地と建物を同時進行で購入する際は、支払いタイミングがかなり複雑になることもあるので、金融機関や担当者との相談は早めにしておきたいところです。
3. 知っておきたい費用と契約の注意点
家づくりでの費用と契約まわりは初心者が一番戸惑う部分ですよね。何しろ、本体工事費だけでなく、外構工事や登記関連の書類手続き、引っ越しなど、細かい支出が積み重なると予想以上に大きくなるからです。契約前には、以下の点をしっかり確認しておきましょう。
1.総額の内訳は明確か
見積もりが一式で表示されていると、どこにどれだけかかるのか分かりにくいです。
2.設備や素材のグレード
キッチンや床材、外壁など、ワンランク上を望むと一気に金額が跳ね上がることも。
3.請負契約後の変更リスク
契約後に「やっぱり間取りを変えたい」「設備をグレードアップしたい」という場合、
追加費用が高額になるケースもあります。
このあたりは、事前に担当者や別の不動産会社などに問い合わせのうえ、相見積もりを取るのがおすすめ。安いと思ったら後から追加請求が来てしまう、という失敗は避けたいですよね。
4. ココが目安!家づくりにかかる費用別の実例
注文住宅は予算によって可能な仕上がりが大きく変わります。ざっくりな目安ですが、よい比較材料になるように以下にまとめました。
2,000万円台
シンプルな外装や設備で抑え、郊外や地方の土地価格が安いエリアなら実現しやすい。
3,000万円台
一般的なハウスメーカーや工務店に依頼してもほどほどに自由度を持たせられるライン。
オプションもそこそこ選べる。
4,000万円以上
人気エリアで駅チカの土地を買いたい場合や、意匠性・デザイン性にこだわりたい場合は
このくらいになることも。
もちろん、時期や条件によって数字は変わります。同じ予算でも、買うエリアや建築の構造によって仕上がりに違いがありますので、検討時は細かく見積もってもらうと安心です。
5. 入居前後の書類手続きと相談のポイント
完成後にいざ入居…と思っても、登記申請や火災保険の加入、住宅ローンの金利の見直しなど、手続きがまだまだ残っています。特に登記関連の書類作成や登録免許税、司法書士への報酬などもかかるので、忘れず計算に入れておきましょう。
また、入居直前に「やっぱりカーテンをどうする?」「庭をもう少し整えたい」と考え始める方も。完成間近で新たな工事を追加すると費用や時間がかさむでしょうから、気になる設備や外構は早めに相談しておくのがスムーズです。
6. 最後のまとめ:注意点をおさえて理想の住まいを手に入れよう
注文住宅を建てるプロセスは、楽しみと同時に迷いも多いもの。大切なのは、事前に情報収集をしながら自分たちの条件を明確にし、複数の候補を比較することです。想定外の費用が多くかかったり、契約後にトラブルが発生したりしないよう、こまめな確認を欠かさず進めてください。
1.予算や住宅ローンの実行タイミングを意識
2.土地探しは相場や生活利便性をよく検討
3.契約前に間取りや設備の見積もり・グレードをしっかりチェック
4.入居前後に必要な書類と手続きを整理しておく
こうした注意点を踏まえておけば、長い目で見ても「この家づくりで良かった!」と思えるはず。理想の住まいを形にするために、ぜひ本記事を参考に計画を練ってみてくださいね。
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家の完成後、ゆったりした生活を始められる日が待ち遠しいですね!
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